札幌太極拳練精会
札幌太極拳練精会は、以前は別団体(友好団体)だった中国武術練精會(代表:川村 賢)と札幌太極拳研究会(代表:川村(旧姓:藤原) ゆりか)が一つになって新たに生まれた団体です。
志を同じくする団体同士が、一つになることによって、身体の可能性の追求、人にとって自然とは何か、の探究が更に深まるとの思いから、札幌太極拳練精会は生まれました。
特徴
札幌太極拳練精会の武術の特徴の一つに勁力の獲得にあります。
勁力とは、部分的な力ではなく、全身が協調、連動して動き、そして地球(重力)を味方にして生まれる力です。勁力は人が本来持っている可能性の一つであり、自然な力です。しかし大多数の人は日常生活の癖よって、その素晴らしい可能性を閉ざしています。
札幌太極拳練精会では、人としての可能性を太極拳、形意拳、八卦掌、空体道の基本、型、対練、組み手(健身目的の教室ではおこないません)を通して、理解、体得していきます。
勁力の獲得によって、身体は楽に動き、力まなくても、強力な力が出せるようになるので、武術だけではなく、普段の生活にもとても役に立ちます。また勁力獲得に、年齢、体格、性別は関係ありません。なぜなら正しく立つことによって、地球(重力)を味方につけ、ゆっくり柔らかく動くことによって、全身を協調、連動させて、勁力の感覚をつかんでいくので、身体に無理がかからないからです。
三つの要素
札幌太極拳練精会の勁力は三つの要素から生まれます。
中心感覚、軸感覚、重力感覚です。
この三大要素は元々あるもので、身体に何かを付け加えるわけではありません。ですから、意識を変えるだけで、だれもが手にすることが可能なのです。
しかし手にした勁力の感覚を育てて、より太く、より強くしていくにはやはり長い時間が必要です。でもその時間は辛く苦しいものではなく、楽しくわくわくする時間なのです。
その楽しくわくわくする時間を、札幌太極拳練精会ですごしませんか。
空体道
練精会の川村代表が創始した新武術 空体道。
空体道は中国武術の要素、合気道の要素、空手道の要素を川村代表が自身の経験から独自にまとめ上げたものです。
脱力法と呼ばれる基本と、空法と呼ばれる十種の型から構成されています。
基本の脱力法、空法の型によって有形の段階を学び、その後、総合空法(自由舞)に至って無形の境地を目指していきます。
有形、無形の動きの検証として対練、組み手をおこないます(組み手はあくまで動きの検証ですので、激しくはおこなわず、ゆったり柔らかくおこないます)
空体道の力の源は自然です。自然とは重力。重力とは重さです。自身の重さで立ち(基本)、重さで動き(型)、そして重さで相手を制します(対練、組み手)
その意味において空体道は自然との調和を目指す武道とも言えるかもしれません。
空体道は練精会の太極拳、八卦掌、形意拳の各教室にも取り入れていますので、どの教室でも学ぶことが出来ます。
興味をお持ちの方は気軽に連絡下さい。お待ちしています。